仮想ホスト上のNASのOSをFreeNasに変更

前回、OpenMediaVaultで構築した仮想ホスト上のNASだが
しばらく稼働させているとなぜか、再起動を繰り返し初めて、HyoerVisorごと
落ちるようになってきたので、OSをFreeBSDベースのFreeNASに変更した。
同じ、FreeBSDベースのNAS4Freeも考えたが、WebDAVが標準で実装されていなかったので
今回は、候補から外した。
他にもCentOSベースのRockStarも候補に入れていたが、そもそも仮想ホストにうまく
インストールできなかったので除外した。 

変更するのはいいのだが、構築するときにトラブルが発生した。 
トラブルというのは、実際に仮想ホストにインストールして、構築をしようとしたときに
ネットワークのリンクが落ちる→WebGUIにアクセスできない。



コンソールを確認したところ、「Watchdog timeout」というメッセージを出して、落ちていることを確認。
今回、 NAS用にRealtekのRTL-8111Cが搭載されているNICをパススルーして直接割り当てている。

いろいろ調べているとそのRealtekのチップとFreeBSDの相性問題のようなことを書いていた英語のサイトを
見つけた。
Loader.confとかに記述を加えたら解決するという記事も見つけたが、これで解決はしなかった。
話を戻して英語のサイトを、少し流し読みするとIntelのチップなら問題が出なそう的なことも書かれていた。

個人的には、NICについてはあまりこだわりがなく、一般的には悪評の多いRealtekについても今まで
トラブルを起こしたことがなかったのでそんなに悪いイメージはなかった。
(っていうか世の中の相当な台数のPCに搭載されてるし。。。。)

そんなわけで仕方がないので、AmazonIntelNICを購入。
正確にいうと、Intelのチップが載っている互換品(winyao製)だが。。。。。
 

 
PO Sourse Winyao WY574T Single Port RJ45 Gigabit Network Card intel 82574 イーサネットアダプタ [並行輸入品]

Intel純正のものよりは幾らかお安い値段。
まぁ、FreeBSDベースのOSに使うものなので、特にユーテリティのインストールも必要なく
ロープロファイルのブラケットに付け替えて、ESxi上でパススルーの設定→FreeNASに割り当てて
使用しているが、今の所RealtekNICを使用していた時のような不具合はなし。 

ちなみに、リソースはOpenMediaVaultの時よりメモリリソースを増加
Screen

自宅使用とはいえサーバー用途で使うんであればそれなりに信頼性のあるものでないと
まずいということを身を以て知りましたわ。
言い訳をさせていただけるならRealtekNICで今までそんな不具合を経験したことなんてなかったんですよ。。。。