今月、自宅の引越しを行いました。 新居では出来るだけ便利な設備をと思い、その第１弾として玄関のドアにスマートロックを取り付けました。
スマートロックって何ぞ？
錠穴に鍵を入れて解錠する従来の錠前ではなく、スマホとかで解錠ができるような電気錠の一種のことを一般的にはスマートロックというようです。 ここ数年で製品化されて、製品によってはwi-fiに接続でき遠隔からの解錠とか、スマホ以外でもICカード、独自のリモコンキーの設定をしているものもあり値段も両面テープで取り付ける簡易的なものであれば1万程度で買えるものものからあります。*1 用途も一般家庭向けのものもあればオフィス向けのものもあり様々です。 家庭向けとしては、ソニーが出資しているベンチャーが販売しているQrio LockかCandy Houseというメーカーが出しているセサミの２つが定番のようです。
結局セサミミニを買いました
一応、Qrio Lockかセサミミニのどちらかにしようかを検討しましたが、今回はセサミミニの方にしました。 何より、値段が安かっというところと、スマートロック本体が軽量だったというところが決め手です。 Qrio Lockのユーザーレビューをみていると結構ドアから外れたというレビューが多かったというところがあり、セサミの場合は落ちたという意見はそこまで目立たなかったというので、セサミミニの方がQrio Lockに比べて重さが軽いので落下しにくいんだろうと推測しています。 仮にも玄関の鍵なので、いざ使おうと思ったら剥がれ落ちて使えなかったという事態は避けたいものです。
新居は、通常のツーロックなので２個買いました。 買ったものの概要はこんな感じです。
競合する製品としては、比較対象に挙げたQrio Lockが入ってきたり、あとは取り付けが大変そうですが、取り付けが両面テープではなくサムターンそのものを交換するDanalockという製品もあります。 Qrioの場合は、ベンチャーとはいえ日本メーカーのものですのである程度日本の住宅事情に最適化されている部分もあるでしょうし、Danalockについては日本で入手できるものが現時点だとHomeKitにしか対応してなく少し縛りがあったり値が張ったりしますが、取り付けに関してはしっかり取り付くので落下の心配がなかったり、各製品それぞれ良さはあるかと思います。 このスマートロックというのはまだまだ家庭に普及し始めているようなジャンルのガジェットなので、この先どういった形状のものが主流になっていくのかは不透明なところがありますが、現時点では、取り付けを両面テープで実施する製品が多いのかなと言ったところです。
取り付けとかレビューとか
取り付けはサムターンの動きにリンクするように取り付けるだけですが、綺麗に取り付けようと思うと意外と難しいです。 ちなみに、販売元で取り付け用の両面テープが350円で販売されています。 まぁ綺麗に取りつかなくても、ドアにしっかり固定できて、サムターンの動きに無理なくリンクできていれば問題はないと思います。
両面テープですが、使っているのは普通の3Mのコマンドタブのようです。 うちは落下対策のため定期的に両面テープを付け替えて運用しようと思いますので、普通に近所のホームセンターでコマンドタブ買ってきました。 Facebookのファンページ見てると、強力な両面テープで取り付けている方もいらっしゃるようですが、うちはコマンドタブで問題なさそうです。
セサミに関して言うと比較的サポートはしっかりしていて、保守部品なんかもメーカーのサイトから買えるようにはなっていますが、張り替え用のテープに関しては私は、ホームセンターで入手できるコマンドタブで問題なさそうです。
今の所便利に使っていますが、スマホとブルートゥースをペアリングして鍵の制御を行う製品のようで、アプリを立ち上げてから、ペアリングまで待たされることがたまにあります。 今の所、帰宅の際にカバンからキーケースを取り出して鍵を鍵穴に差し込んで解錠という煩わしい行為からは解放されています。 今後は、wi-fiアクセスポイントも導入したいとは考えていますが、セサミ１個に対してwi-fiアクセスポイント１個が必要とのことで、設置場所も考える必要があって二の足を踏んでいます。 用途としては、今のままでも十分かなと思っているので当面はこのままで様子見です。 使ってて思ったのが、これ普通にリク○ルなりMI○Aなりの日本のメーカーがもう少し作り込んだものを開発して出せばそれなりに売れるんじゃないのかなと、各メーカーあまり後付けの電気錠とかあまり熱心ではないみたいなので、この手の製品を売り出せば少し、家をいじりたいけどリフォームまでは。。。。って言う層を掘り起こせるんじゃないのかな？
*1:高いものだと数十万程度のものもあったりと
