今年になって、家に置いているストレージサーバーの役割が増えてきて、容量を逼迫してきたのでストレージを増設しました。 増設前は、2TBのHDD2基をRaid1構成にして使ってました。
今回買ったもの
- WesternDigital WD BLUE
- 3.5inch 2TB
- PC用途向け
- 回転数:5400rpm
- キャッシュ:64MB
- Amazonで3基で18144円
もともと使っていたディスクも活用したいので、2TBを3基買って計2TB×4+予備にしてRaid5にしようと思います。 ちなみに本来であれば、この手の24H稼働のサーバー用途にはWD Redを選定すべきなんでしょうが、今回はあえてWD Blueにしています。 もともとRaid組んでいるのでディスク障害が発生しても予備を持っていれば問題ないし、今回は古いディスクも流用して構成を組んでいるので、この先容量不足になった時に改めて増設した際にサーバー用途のものにします。
設定色々
手順としては、以下の流れでやりました。
- 必要なデータの退避
- ストレージ本体に、ディスクの組み込み
- Raid構成の組み直し
- 退避したデータの移動
企業のデータ移行でこのやり方はない*1とは思いますが、普通の家庭においてあるストレージなので、楽な方法でやることにします。 Raid構成は、当初は一般的なRaid5で組もうと思っていましたが、SHR、SHR-2というよくわからない項目がありました。
SHRって何ぞ?
ここら辺に載っていました。 どうやら、SHRというのがRaid1だったりRaid5に相当して、SHR-2というのがRaid6に相当するようです。 容量拡張なんかが比較的やりやすくなっていたり、SHR→SHR-2の構成の変更ができるらしい。 考え方としては、ディスクの内部を細かいブロックに区切って、異なる容量のディスクでRaidを構築しても、それなりの容量として使えるようにしているのかなぁという解釈。 今後運用していく上であまり大きなメリットではない*2ですが、Synology側が推奨しているので、Raid5に相当しているSHRを使うことにしました。
設定後
当初の想定通りの容量に拡張されています。 容量拡張後に、実家のシステムバックアップやデータバックアップ用のストレージとしても運用していますが今のところ大きな問題はなく稼働しています。
Synologyですが、アプリが多く後々の機能拡張もしやすかったり、代理店が神対応*3だったりなのでお値段はお高めですが家庭用のNASとしては結構いいんじゃないかなと思います。 アプリ(Apache)入れて簡単にWebサーバー構築できたり、Celeronが載っている上位モデルだったらハイパーバイザー入れて仮想linux入れて遊べます。 ちなみに我が家では、ストレージ以外に、Open VPN構築していたり、DDNSの更新用に仮想上にCentOSを構築していたり、パーソナルクラウドを構築して実家のバックアップ先にしていたりと、多用途で使っています。
一家に一台、Synology(笑)