最近、マザーボードのBIOSのアップデートをしたのだが
その時に、使っているマザーがM.2スロットはついていないが
NVMeからのシステムブートに対応していることを知ったので換装て見ることにした。
パソコンの自作を嗜んでいる人間ならわかると思うが、パソコンの自作をする上で
煩わしいのは、筐体内部での電源、ドライブ、ケース等の配線の養生だと思う。
NVMeはマザーボードもしくは拡張スロットにストレージを直刺しするので、
その煩わしい配線がなくなる。
そういった意味でも、得られるメリットは大きいので変えることにした。
そんなわけで、家から少し離れているグッドウィルでM.2タイプのSSDを物色したところ
選択肢としてサムスンの960かプレクスターのM8Peそして比較的安価なIntelの600p
の3択だったが、250GBまでの容量のものはどのシリーズも売り切れで、Inteは
1TBのものしかなかった。
そんな中で今回はプレクスターのM8Peのヒートシンク付き500GBのものを購入。
(何故か1本のみ特価品になっていた。)
PCI Expressx4とM.2を変換する拡張カードも一緒に購入した。
ちなみに、M8Peは独自のROMを搭載しているので、BIOSでのブートも
問題なく可能とのこと。
(実際、誤ってBIOSモードでインストールを行ったがその後問題なく立ち上がった)
インストール後に取ったベンチマークからReadは概ね公称値ですが、Writeは若干低め。
今回は苦労したのが部品交換後に環境をまっさらの環境から再構築を行なったが
その際の不具合が多かった。
①光学メディアに書き込みができない、マイコンピューターからドライブが消える。
→IntelのIRST(ラピッド・ストレージ・テクノロジー)が原因だったようでアンインストールしたら
安定した。
②ネットワーク接続のプリンタに印刷できない。、iCloudが立ち上がらない。
→ESETの最新版(10.0)のファイヤーウォールが問題だった。
ひとまず、ファイヤーウォールのないESET NOD32を入れたところ問題なく動いた。
その後、前バージョン(9)を入れたところ、ファイヤーウォールをONにしても問題なかった。
NVMe接続のSSDは熱がすごいと店員に言われたが今の所は安定稼働しています。
ちなみに、SATAと比べてお値段も高いのでM.2を今買うなら、お財布と容量バランスを考えると
250GBクラスのものをお勧めします。
SATAからNVMeに変えて早くなったかというと体感的に若干早くなったかな?ぐらいなので
普通に考えると、SATAでも十分なのかもしれない。
熱問題もあったりで扱いやすいかと言われるとそうでもないと思うので、
今の所は素人お断りな製品だとは思いますよ。